障害対応で、事実と推測が混ざっていませんか?

「原因はサーバーっぽいです」が、伝言の途中で「原因はサーバーです」に変わる。障害対応では、最初は推測だったものが事実として扱われることがあります。

事実・推測・未確認を分ける

事実は、確認できている現象や対応状況。推測は、調査を進めるための仮説。未確認は、影響範囲や復旧見込みなど、まだ答えが出ていないことです。

推測そのものが悪いわけではありません。ただし、推測は推測として扱う必要があります。未確認を隠すと、受け手は空白を想像で埋めてしまいます。

原因が不明でも伝えられる

発生している現象、確認できた影響範囲、現在の対応、原因に関する現時点の見立て、未確認事項、次回更新時刻。これらを分ければ、原因がまだ分からなくても関係者は次の行動を決められます。

原因はまだ確定していません。現在確認できている現象はここまでです。影響範囲は確認中です。次回は11時に更新します。

大事なのは、完璧な報告を一度で出すことではありません。今の時点で分かっていることを、言い切りすぎずに伝えることです。

さらに詳しく読む

Kindle『その障害、みんな違う話をしていませんか?』では、立場の違う人へ障害情報を伝えるための整理方法をまとめています。

Amazonで見る →

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

仕事や暮らしの中で感じる「わからない」「決めにくい」「整理しづらい」を、やさしい言葉と実務で使える形にまとめるメディアです。Kindle・noteで扱うテーマをもとに、次の一歩につながる情報を発信しています。

目次